インド占星術/歴史/天文学/ ホロスコープ/アストロロジー/運命/カルマ

ホロスコープとは

ホロスコープ(アストロロジー)は、古代インドから伝わるヴェーダの知識を基にし、個人や国家などを占う星学のことをいいます。

 

日本では「インド占星術」と呼ばれているのが一般的ですが、「占星術」という呼び方が魔術的な意味あいが強く、本来の意味である天文学的で科学的な要素が誤解されている傾向があります。またサンスクリット語で「ジョーティッシュ」と呼ばれたりしています。

 

ホロスコープによって示される「問題」の解決方法ホロスコープ(アストロロジー)は、その人が生まれた年月日、誕生した時間に、生まれた場所の天空に輝く星星が、一生を通じてその人に影響を与えるという考えに基づく、天文学を基にした学問または科学と言われています。

 

ホロスコープを作成することによって、個人の性格や適職を探り、本来実現すべき使命を確認したり、これから起こる出来事や運命、注意すべき点やその時を知ることができます。さらに必要に応じて、過去世から引き継いでいるカルマなども示されたりします。 

 

ヴェーディック・ホロスコープが他の占いと異なる点は、ほとんどの場合、それに対する解決方法が示されることです。


ホロスコープの歴史

ヴェーディック・ホロスコープ(アストロロジー)の起源はかなり古く、5000年以上前の古代バビロニアから伝わったなど諸説があります。ただしホロスコープの基礎をなす科学的な起源はさらに古く、南インド、タミールナドゥ州では、3万年以上も前の、現在は水没して失われた大陸「クマリ・カンダム」から伝わると信じられています。

 

この叙事詩に記録されている、水没し、失われた大陸とは、現在の学者の間では、ゴンドワナ大陸、またの名をレムリア大陸のことを指すと言われています。


これらの寺院は個々人の運命に影響を与えている惑星の影響を強めたり、弱めたりなどのコントロールするだけでなく、地球それ自体と、太陽系の惑星との調和を図り、地球を守るコントロール・センターの役目を果たしていると言われています。

 

―ホロスコープと九つの惑星の寺院―

 

タミールナドゥ州、ティルバルール地方周辺には、ホロスコープで言われる九つの惑星の寺院、つまり、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、あと惑星ではないものの、惑星と同じような影響を与えるラフー、ケトゥの寺院が点在しています。 

 

そのため、インド中からプージャ(祈祷)を行うために人々が集まり、巡礼ツアーの名所となっています。


ホロスコープの特徴

このホロスコープの特徴は、最近のほとんどのホロスコープがパソコン・ソフトで計算され、予想結果を出すものとは著しく異なり、古くから一子相伝で伝えられてきた方法を遵守し、手で計算され、予想された完全な手作りともいうべきものです。 

 

たとえばパソコン・ソフトでは誕生時間が正確にわかっていないと当然のことながら、ホロスコープを正確に作成することはできません。またラグナが星座と星座の境界線にある場合、どちらか一方の結果となってしまいます。

 しかし、この方法では誕生時間がわからない場合でも、正確なホロスコープを作成することが可能ですし、ラグナが星座と星座の境界線にある場合でも、両者の特徴を考えた予想になります。

 

―ホロスコープとレメディ―

このホロスコープの予想結果には、たいていの場合、問題の解決方法が記されています。 

 

この解決方法のことを、レメディ(解決法)と呼び、さまざまな方法があります。 その一つに惑星の影響をコントロールするプージャ(祈祷)があり、この九つの惑星の寺院で、プージャを行ってもらうことができます。