土星のプージャ

南インド、タミールナドゥ州には、9つの惑星寺院がある地方にまとまってある地方がある。


そこには、太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星の7つの太陽系の惑星寺院と、惑星ではないものの、日食と月食を表わすラフーとケトゥの寺院がある。

 

何のためにこのような惑星寺院があるのだろう?これらはヴェーディック・アストロロジー(インド占星術)で、ナヴァグラハと呼ばれる寺院のことを言い、そこではプージャ(祈祷)が行われる。

 

それにはまずヴェーディック・アストロロジーとは何ぞやから、解き明かしていかなければならないが、それはおいおいこのブログでお伝えしていきます。

 

今回はヴェーディック・ホロスコープを頼んだ日本人のために、土星と太陽のプージャが行われた。6月13日の土曜日、土星のプージャが土曜なので土星のプージャをするのが最適の日である。

 

日本人のホロスコープを作成してくれている、ホロスコープ・グルと呼ばれるグルと、インドスタッフのシェドが車で片道3時間くらいかかる土星の寺院へ。ホロスコープ・グルは、94歳のおじいちゃんで、70年のキャリアを誇る。

 

インドスタッフのシェドは、どういうわけかイスラム教徒の地域リーダー。この二人が何で日本人のために惑星の寺院までプージャしに行くことになったのか、それもまたおいおいお伝えするとして、この日は同じ土曜日でも特別な日らしく、たくさんの人でごったがえしていたそうである。

 

土星は9つの惑星の中でも特に怖れられている星である。特に「7年半の土星の時期」と呼ばれる時期は、何事をしてもうまくことが運ばなかったり、心が悲しみやいらだち、焦りなどで落ち着かなかったりする。つまり不運や不幸が多いと言われる時期なので、土星の寺院で土星の神様にプージャすることによって、土星による悪影響を緩和させるというわけだ。

 

私はこの土星の寺院には3回ほど行ったことがあるが、ここだけは元フランス領だったところで、フランス風の建物などがあったりする、ちょっと変わった雰囲気のある地域だった。

 

まずは沐浴して黒い布で拭き、それも水に流す。私は完全には沐浴しないで、脚と手だけを水に浸けて黒い布で拭いた。それからココナツに火を灯して、壁に叩きつけて割る。

 

このココナツはカルマの種なので、なるべく粉々に割るといいそうだ。

 

 それからついに土星の神様がいる本殿へと行き、お参りするのだが、これが大変である。

 

まず、人が何と多いこと!お寺のぐるりを人が囲んでたくさんの人が並んでいる。やっと土星の神様のいる場所の建物に入ると、また熱狂的な人で溢れかえっている。

 

一番怖れられている惑星の神様が、一番人気だなんてね!今回は特別な日ということだったので、さぞかしグルとシェドは大変だったことだろう。

 

我々日本人のためにありがとう!このブログが土星の寺院から始まっているなんて、あまり良くないかもしれないけど・・・私のナクシャトラの支配星は土星なので、ダシャーも土星から始まるわけで、仕方ないね。

 

土星から始まる私の人生のように、このブログも波乱万丈なのかもしれない。